龍蔵院について

  宗派:真言宗智山派

 

  山号:大悲山

 

  寺号:龍蔵院

 

  本尊:大日如来

 

  本山:智積院

龍蔵院小史

 弘長二年(1262年)創建。長禄寛正年間に無住となり、

 文明三年(1671年)醍醐寺慈心院長譽上人当山に転住、

 同十二年七堂伽藍を建立し、中興となる。

 住古は三十六個寺の末寺を有し、寛永五年(1628年)徳川家より

 御朱印地を授けられたと伝えられる。

 醍醐寺無量壽院の末寺であったが 、明治二十七年智積院末寺となる。

 その後火災に遭い諸堂盡く消失し、寛政五年(1793年)本堂、客殿、

 庫裡を再築するも、往年暴風のため多くは破壊された。

 平成五年現本堂を新築し、以後諸堂伽藍の整備進み、往時の輝きをとり戻す。